政府安全安心シンポジウムonネット
政府がインターネットで意見募集をしている。
「身近な場における安全・安心」を脅かす事件・事故例
・エレベータによる死亡事故
・ガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故
・シュレッダーによる指切断事故
・一級建築士等による耐震偽装事件
・プール事故
・アスベスト問題
取り組みの方向性は良いと思う。しかし、懸念されることもある。それを意見1として投稿した。
------ 寸胴@報道基本法制定委員会 の意見1 ------------------------
方向性は良いと思います。
しかし、下記の点にもご留意頂きたく思います。
・期間が2週間と短すぎる。2週間では周知される前に終わってしまう。
・表で例示されているのが設備装置起因のものに限られている。
・責任の所在が管理者・製造元にあると誘導されやすい。
・「身近」との限定でより社会的弱者の立場での考えを暗に否定している。
・従って国の責任に波及することを避けていると思われる。
その他問題提起として、
・エスカレータ歩行問題。装置も歩行・片寄り使用を想定していない。半身不随の人や子連れは恐怖を感じている。事故も多いが報告・報道が少ない。
・自転車問題。本来の通行すべき車道では弱者、歩道では強者。その意識が希薄。
・社会的弱者への偏見・差別が根強く残っている。
・精神労災の問題。認定率が異常に低い。認定時間が掛りすぎ。救済になっていない。
以上喫緊の問題提起とします。
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文字数が400字迄に限定されていて10回ほど文字数削減をした。最後がこれ。
また、投稿規定は以下の通り。
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本シンポジウムへの意見・投稿に際して (投稿される皆様は必ずご一読ください。)
本シンポジウムでは、インターネットの場を活用し、モデレーター(司会役)とパネリスト(意見を言う方々)が、「身近な場における安全・安心」に関する現状・課題等について、討論していきます。
国民の皆様からのご意見も討論に反映していきたいと思います。皆様の「身近な場における安全・安心」に対するお考えや、討論をご覧になられてのご意見をお寄せください。
頂きましたご意見は、テーマからかけ離れた内容や、誹謗・中傷、いたずらを目的とした内容を除き、モデレーターとパネリストに提供し、討論の参考とさせていただきます。また、モデレーターとパネリストが、意見をお寄せ頂いた方の個人情報に留意した上で、頂きましたご意見を紹介したり、発言の中で引用する場合もございます。
さらに、モデレーターとパネリストから、紹介や引用したご意見を具体的に紹介して欲しいという要望があった場合は、本サイトのサイドメニューにあります、「一般参加者から寄せられたご意見」にて、全文を紹介させて頂きます。
なお、シンポジウムの開催期間中、頂いたご意見をすべて紹介できない事が想定されます。国民の皆様から頂いたご意見は、シンポジウム終了後で本ウェブ・サイト公開期間中に、全体傾向を紹介させて頂くことを考えております。
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要旨は
・【テーマからかけ離れた内容や、誹謗・中傷、いたずらを目的とした内容を除き、モデレーターとパネリストに提供】フィルターその1:想定外の意見はここで排除
・【モデレーターとパネリストから、紹介や引用したご意見を具体的に紹介して欲しいという要望があった場合は】全文を紹介。フィルターその2:原則非公開。テーマ別、賛否別に振り分けて原則公開とするべき。世論操作をしようという意図が見え隠れしている。
・【頂いたご意見をすべて紹介できない事が想定されます。国民の皆様から頂いたご意見は、シンポジウム終了後で本ウェブ・サイト公開期間中に、全体傾向を紹介】フィルターその3:紹介されるのは担当者の意図により編集された「全体傾向」。予想されるのは感情論での区分。責任の所在を明確にして、これからどうしていくかを国が一緒に考えてゆく、という姿勢が望まれるが、感情論で「注意しましょう」に終わることを危惧する。
発言にはメールアドレスと氏名の登録が必要だが、フリーメール可、通称名可である点は評価できる。
私は 寸胴@報道基本法制定委員会 で氏名を登録した。
2週間という短い期間でどれだけ意見が寄せられるか疑問である。日々、何人から何件寄せられたかをページに発表してはどうだろうか。自動カウンターでも良い。登録○○人、意見○○件と。
問題はあるが、国民が政府に直接意見できる折角の場なので、より多くの意見が寄せられる事を期待して、紹介する。アドレスは、
トップページ
http://www.net-symposium.go.jp/
シンポジウムトップページ
http://www.net-symposium.go.jp/cao/index.html
http://www.asahi.com/politics/update/1202/004.html
ネットでシンポ、内閣府がスタート 時間問わず参加可能
2006年12月02日12時30分
内閣府は2日、インターネット上で「身近な安全」に関するシンポジウムを始めた。2週間にわたってパネリストがサイト上で書き込みをし、国民も自由に意見を投稿できる。聴衆が、いつでもどこでも参加できるのがメリット。中央省庁では初の試みという。
内閣府は、国民生活審議会のもとに「国民生活における安全・安心の確保策に関する検討委員会」を設置することを決めており、5日に初会合を開く。シュレッダーやプール、エレベーターの事故など「身近な安全」が脅かされる問題が続発しているため、省庁横断的に対策を検討しようというものだ。ネットシンポの内容は、同検討委の議論にも生かしていく。
今回は、消費生活相談員や小児科医ら、時間などの制約が多い専門家にパネリストになってもらった。聴衆も、ネットに接続すれば、いつでもどこでも議論の様子が見られる。登録すれば自由に意見を投稿でき、その一部はネット上で取り上げられる。(サイトのアドレスは、関連リンクに)
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