教育基本法政府案抗議活動in九州
毎日が伝えた、熊本、大分、鹿児島での抗議活動を伝える記事。
詳しくは「続き」をご覧下さい。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061204ddlk43040203000c.html
教育基本法改正:平和憲法を守る県民会議、熊本市内で反対の座り込み /熊本
労組などでつくる「平和憲法を守る県民会議」(福島将美会長)が3日、参議院で審議中の教育基本法改正案に反対して熊本市辛島町の辛島公園で座り込みをした。
座り込みには労組員ら約50人が参加した。福島会長は「教育基本法の『改正』は憲法の改悪であり、戦前と同じような状況を繰り返している」などと指摘。「格差を是正すれば、子供とふれ合う時間も必然的に増える」などと訴えた。
この冬一番の寒さとなり寒風の吹く中、参加者たちは約2時間にわたって座り込んだ。参議院での審議の推移を見ながら10日にも弁護士や学識者を招いて緊急集会を開く。【谷本仁美】
毎日新聞 2006年12月4日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061204ddlk44040111000c.html
教育基本法改正:ストップ!「改悪に反対する市民連絡会」緊急アピール /大分
◇チラシを配布
週内にも成立が取りざたされる教育基本法改正案について、住民団体「憲法・教育基本法改悪に反対する市民連絡会おおいた」は3日、大分市で会合を開き、政府案廃案を求める緊急アピールをまとめた。
アピールは「やらせ質問」が発覚したタウンミーティングや、いじめ自殺など教育問題の議論に国会での審議時間が必要な中、「現行の教育基本法のどこが問題なのか、ほとんど議論がされていない」と指摘。「政府案で、現実の教育がどう改善されるかも明確でない。強行に成立させるのは、あまりに拙速だ」と主張している。参院での審議についても「安倍晋三首相が採決をあせるのは、時間をかければかけるほど、法案の問題点に気付くからだ」と批判した。
会のメンバーは会合後、同市の繁華街でアピールを掲載したチラシ1000枚を配った。共同代表の梶原得三郎さん(69)は「『やらせ質問』問題などを不問にして(法案を)衆院で通過させるような政治のありようは認められない。参院で廃案にするべきだ」と話した。【小畑英介】
毎日新聞 2006年12月4日
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20061203ddlk46040161000c.html
教育基本法改正:改正案に反対、抗議の座り込み--県教組など6団体 /鹿児島
衆院を通過し参院の審議が大詰めを迎えている教育基本法改正案に反対し、県教職員組合や県平和運動センターなど6団体の約50人が2日、鹿児島市の中央公園で抗議の座り込みをした。3日も行う予定。
参加者は午前9時半~午後5時半、照国通りに面したテントの下で座り込み。「変えるな! 世界に誇れる教育基本法を!」などと書いたゼッケンを身に着け、時折吹きつける冷たい風や落ち葉を体に受けながら抗議を続けた。
小学校の教壇に42年間立って退職した肝付町岸良の坂元美津子さん(65)は「タウンミーティングのやらせなど法改正への過程にも問題がある。いじめなど教育現場の問題を、今までないがしろにしてきた教育基本法のせいにするのはおかしい」と訴えていた。
毎日新聞 2006年12月3日
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