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2006年12月 2日 (土)

平均しか頭にない学校教育法施行規則

人はその独自性を持って人たり得る、という言葉を沖縄県総務部総務私学課に贈りたい。
【想定し、学年ごとの標準時数が定められている】と、想定するのは構わないが押しつけないでもらいたい。官僚が自らの経験を持って一方的に設定した「標準」がいかに全国各地の実体と乖離しているか、のよい例だ。私立昭和薬科大学付属中学校には納得のいかない「指導」に屈することなく、その成果を発表してもらいたい。今回問題視された科目は、1コマ単位での授業がやりにくいと思っている教職員も多いのではないか。
全国各地の優れた取り組みを共有してゆくことで全体が発展する、そんな事例になることを期待する。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-19353-storytopic-7.html
昭薬大付中、一学年で集中授業 県が適正化指導
 私立昭和薬科大学付属中学校(安室肇校長)が、学校教育法施行規則で各学年ごとに標準の授業時数が定められている音楽と美術、技術・家庭科の3科目について、一学年でまとめて授業を実施していることに対し、県総務部総務私学課が適切な教育課程にするよう指導していたことが1日、分かった。
 同規則では音楽、美術、技術・家庭科、体育の4科目を3年間にまたがって教えることを想定し、学年ごとの標準時数が定められている。これに対し同校では音楽を1年、美術を2年、技術・家庭科を3年でまとめて教えている。
 総務私学課は、11月17日に同校に対して同規則に沿った形にカリキュラムを見直すよう指導した。
 安室校長は「大学受験に必要な科目の授業時数を確保するため、一学年でまとめて実施、3年間で必要な時数は確保している。私立学校法に基づき、私学の独自性を発揮する裁量の範囲内と理解している。今のところ、教育課程を見直す予定はない」と説明した。
(12/1 16:05)

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受信: 2006年12月 2日 (土) 10時28分

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